2万円で作る素敵過呼吸

過呼吸
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過呼吸はもっと評価されるべき

n 目次 1.目的 (ミクロ的視点)2.精神科治療の概要3.ベンゾ系医薬品の特徴4.離脱症状5.常用量離脱6.事例7.精神科医の対応8.実際の減断薬の過程 (マクロ的視点)9.国内の患者数10.海外との比較11.患者を取り巻く環境12.患者達の社会運動13.ベンゾに関する利権の構造 14.まとめ  1.目的 本書の目的は、精神科で処方されることが多い向精神薬であるベンゾジアゼピン(略称ベンゾ)がいかなる問題を引き起こすかを示すことである。 
2.精神科治療の概要 精神科には、うつ病、不眠症、自律神経失調症の者が通院することが多い。そうした者に対して用いられる治療方法としては主に以下のものがある。 (1)薬物療法 (2)心理療法(カウンセリングなど) (3)生活指導(食事、運動、睡眠などについての指導など)  ただ、現実には、精神科医の診察時間は10分以内のことが多いため、薬物療法が主になっている。 精神科医は主に向精神薬を処方し、他に漢方薬やビタミン剤などを処方することもある。向精神薬は概ね次のように分類される。(1)抗うつ薬(2)抗不安薬:デパスなど(3)睡眠薬:マイスリー、レンドルミンなど(4)抗精神病薬(通称メジャー)  3.ベンゾ系医薬品の特徴 抗不安薬と睡眠薬の大部分はベンゾ系に属する。日本では、約50種類のベンゾが製造販売されているが、患者はその商品名だけを見ているので、自分がベンゾを服用していることに気が付かないことが多い。 ベンゾは比較的即効性があり、患者も効果を実感し易い。しかし、ベンゾは、もともと病気を治す薬ではなく、対症療法的に症状を抑える薬でしかない。例えば、不眠症の患者が、ベンゾ系睡眠薬を服用すれば、その日は眠り易くなるが、ベンゾ系睡眠薬を服用し続けても、患者の不眠症が治る訳ではない。 患者は、ベンゾが対症療法薬であることを理解していないため、これを服用し続ければいつか症状が治ると誤解していることもある。 副作用については、ベンゾの添付文書に種々のものが記載されているが、これらは短期(1年以下?)の治験に基づいて確認されたものだけであるので、長期(1年以上?)の服用の後にどのような副作用が生じるかは明確ではない。近年では、ベンゾジアゼピン眼症という副作用も発見されている。 長期の服用を続けると以下のような問題が生じることがある。 (1)耐性 これは同量のベンゾを服用し続けても、脳がそれに慣れてしまうため、ベンゾが効き難くなっていくという性質である。このため、医師はより大量のベンゾを処方したり、他の薬の追加を行うことがある。 (2)依存性 これはベンゾを服用し続けるうちに、脳がベンゾの摂取を当然とするようになり、ベンゾを減薬や断薬した際に、精神面や身体面の症状を発生するという性質である。こうした症状が離脱症状と呼ばれるものであり、離脱症状があるが故に患者は、薬を止めたくても止められないという事態が発生する。  4.離脱症状 離脱症状は、非常に多彩であり、個人差が大きいが、代表的なものを以下に示す。 (精神症状)
易興奮性(イライラ、落ち着かない)
不眠、悪夢、他の睡眠障害
不安の増大、パニック発作
広場恐怖、社会恐怖
知覚変容
離人感、非現実感
幻覚、錯覚
抑うつ
強迫観念
妄想的思考
激怒、攻撃性、易刺激性
記憶力、集中力の低下
侵入的記憶
渇望(まれ)
(身体症状)
頭痛
痛み/筋肉の凝り - (四肢、背中、首、歯、顎)
ピリピリする感覚、痺れ、感覚の変容(四肢、顔、胴体)
脱力(例えば下肢に力が入らない)
疲労感、インフルエンザ様症状筋肉がピクピクする(筋れん縮)、ミオクローヌス*、チック、“電気ショック様感覚”
震え
めまい、もうろう感、バランス失調
霧視(ぼやけて見える、目がかすむ)/複視(二重に見える)、眼痛、ドライアイ
耳鳴り
過敏性 -(光、音、触覚、味覚、嗅覚)
消化器系症状 -(吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、嚥下障害)
食欲/体重の変化
口渇、金属様味覚、嗅覚異常
潮紅/発汗/動悸
過呼吸
排尿障害/月経異常
皮膚発疹、かゆみ
ひきつけ(まれ)
[*訳註:「ミオクローヌス」とは、筋肉の突然の収縮により、身体の一部が瞬間的に動く
不随意運動のこと。入眠時によく起こる。] アシュトンマニュアル(日本語版)  5.常用量離脱 ベンゾを常用量服用し続けても、耐性と依存性が同時に発生し、離脱症状が発生することがある。  6.事例 うつ病、不眠症や自律神経失調症と診断された者は、以下のような処方をされることが多い。(うつ病) 抗うつ薬 + 抗不安薬(ベンゾ)(不眠症) 睡眠薬(ベンゾ)  (自律神経失調症) 抗不安薬(ベンゾ) (事例) 不眠症の者が、精神科医に相談すると、睡眠薬をもらうことになる。それを長期間服用し続けると、依存性がついたり、耐性がついたりする。このとき、ベンゾの量が増やされたり、他のベンゾを追加されたりすることもある。そうすると、副作用(含 常用量離脱)が発生しやすくなってくる。しかも、この副作用は、服薬開始後、数年経過してから発生することが多いため、患者も精神科医も、ベンゾに起因する副作用だということに気がつかないことが多い。 患者は、精神科以外の科でベンゾの副作用を指摘されたり、自力でインターネットを調べベンゾの副作用だと気か付くことが多く、精神科医がベンゾの副作用だと認めることは稀である。 患者は、ベンゾの減断薬を行うことになるのだが、そのときには往々にして離脱症状が発生する。患者にしてみれば、元々、不眠症治療のために、薬を服用したのに、それを止めるときには、副作用と離脱症状に苦しむことになる。  7.精神科医の対応(1)ベンゾの処方時 精神科医は、患者にベンゾを処方する際、副作用の説明はほとんどしない(インフォームドコンセントが無い。)。副作用の説明を求められると、「この薬は副作用が少ない。」、「一生飲んでも大丈夫だ。」、「QOLの為に、飲み続けるべきだ。」といった説明をすることがある。 (2)ベンゾの減断薬時 長期のベンゾの服薬の結果として副作用が発生し、患者が、減薬を開始し、離脱症状が発生しても、精神科医は、「離脱症状なんてものはそうそう起きない。」、「そんなものはすぐに治まる。」、「減薬によって、元の症状が再発しただけだ。」、「断薬すれば、数週間で離脱症状は治まる。」と言うことが多々ある。精神神経系の疾患は、検査(血液、尿、レントゲン、心n図など)で検出できないため、患者も症状の存在を証明できない。 また、減薬の際、医師の指示通りのペースで薬を減らしても、患者にとっては減薬ペースが速すぎるため、強い離脱症状を起こす者もいる。 さらには、患者はもともとベンゾの依存性のことを説明されていないため、不注意で一気にベンゾを断薬し、強烈な離脱症状が発生し、精神病院に入院する者もいる。 (3) ベンゾ離脱症状の隠ぺい 患者は、精神科医に、ベンゾ離脱症状を訴えているにも関わらず、精神科医がそうした症状の存在自体を否定することが多いため、ベンゾ離脱症状は社会にはほとんど認識されていない。  8.実際の減断薬の過程 医師の指示通りの減薬ペースでは、離脱症状が辛すぎて耐えられないことに気づき、自力で インターネット上にある減断薬体験のブログやアシュトンマニュアルなどを参考にして、自分が耐えられるペースで減薬を行うようになることが多々ある。大量のベンゾを長期間服用していたものほど、減薬には時間がかかり、年単位になる者も少なくない。また、断薬までたどりついても、離脱症状がその後年単位で続く者も少なくない。(注)アシュトンマニュアル アシュトンマニュアルとは、英国のアシュトン教授が作成した、ベンゾの減薬マニュアルである。日本では、2012年に日本語版がインターネット上で公開された。ベンゾ患者は、減薬の際、インターネットで減薬方法を探し求め、このマニュアルの存在に気が付くことが多い。 このマニュアルは、概ね、(1)ベンゾの作用メカニズム、(2)減薬方法、(3)離脱症状、について記述されており、114ページに及ぶ文書である。 これに対し、日本の医学部の教科書では、精神医学、心身医学、薬理学を合わせても、ベンゾの依存症や減薬方法について、数ページしか説明がない。 そのため、アシュトンマニュアルから知識を得た患者が、精神科医の減薬や離脱症状の知識に不信感をもつという状況が発生している。アシュトンマニュアル(日本語版)  9.国内の患者数 正確なデータは無いが、私は以下のように推定している。 ①精神科に通院または入院している者:390万人https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000108755_12.pdf ②精神科で処方されたベンゾを服用している者:200万人∵精神科に通院または入院している者のうち、半分以上は、ベンゾを処方されていると仮定した。  ③精神科以外で処方されたベンゾを服用している者:400万人∵②の2倍と仮定した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-19350000-cbn-soci ④ベンゾを服用している者:600万人∵②+③ ⑤ベンゾを服用して依存症になっている者:300万人∵べンゾを1年服用した者の依存症発生率:50%。ベンゾを5年、10年、あるいはそれ以上服用した者の依存症発生率:50~100%。 ベンゾは往々にして、1年以上処方されるので、一旦ベンゾを服用開始したら、程度の差はあるが、④の50%が依存症になると仮定した。(参考)アシュトンマニュアル(日本語版)P40,45アシュトンマニュアル(日本語版) ⑥ベンゾを服用して依存症になっており、かつ、体調不良を感じている者:30万人∵⑤の10%が、体調不良を感じていると仮定した。 ⑦ベンゾを服用して依存症になっており、かつ、体調不良を感じており、その体調不良がベンゾに起因すると認識している者:3万人∵⑥の10%が、体調不良がベンゾに起因すると認識していると仮定した。また、「断薬.com」だけでも、500人以上の書き込みがある。https://danyaku.com/report/  本来ならば、厚労省が全国の医師に指示を出して、ベンゾ依存症の患者を調査すべきである。というか、厚労省も、私が行った程度の推定は、既にしているであろう。もし、本格的な調査を行えば、患者数のあまりに多いことが判明し、厚労省や精神科のスキャンダルが確定する。厚労省は過去の医療行政のあり方を追及され、精神科も過去の治療のあり方を追及されることになる。だから、彼らが、自らベンゾの患者数の調査をすることはない。  10.海外との比較 英国においては、1980代からベンゾの危険性が知られており、ベンゾの処方期間が4週間以内と限定されているにも関わらず、日本では、2017年8月時点でも、「長期の連用で依存性が生じることがある」と、薬の添付文書に示されているだけであり、定量的な処方期間の制限はない。また、日本の精神科医が薬の添付文書を読んでいないか、同文書を無視していることが多々あり、日本の精神科医は長期処方を避けようとする傾向がほとんどみられない。https://www.pmda.go.jp/files/000217061.pdf  11.患者を取り巻く環境 ベンゾの減薬中、断薬後は、知力・体力・精神力が低下することが有るため、仕事ができなくなったり、日常生活が困難になったり、経済的困窮に陥ることもあるが、これに対する公的救済制度は全く無い。また、ベンゾの減断薬の際に発生する離脱症状は外見上分かりにくいため、家族にさえ理解されないことがある。さらに、ベンゾによる被害は社会にほとんど認識されていないため、自分が既にベンゾ依存症になっているにも関わらす、そのことを自覚していない者も多い。  12.患者達の社会運動 減断薬のための自助グループを形成したり、厚生労働省への陳情を行ったり、国や製薬会社への集団訴訟を検討している者もいる。  13.ベンゾに関する利権の構造 欧米(英国等)では、ベンゾの処方期間に制限がかかっていることがあるが(例:最高で4週間)、日本では、そうした制限はない。また、欧米の製薬会社と日本の製薬会社では、協力関係を結んでいるところもある。そのため、欧米では、一人に一か月分しか販売できないベンゾを、日本では、一人に何十年でも販売できるので、製薬会社が、日本で販売しようと考えるのは極めて自然である。また、製薬会社と政官は、献金や天下りなどを通じて、結びつきが強いので、製薬会社は国からの処方規制を甘くするよう誘導可能である。 次に、医師達はベンゾの問題点に気がつかないのか? 製薬会社が医師に渡すベンゾの添付文書には、ベンゾの問題点は目立たないように記述されるため、医師は添付文書からベンゾの問題点を知ることはない。また、医師は普段から学会や論文などで新しい知識を得ることが多いが、学会や論文は製薬会社がスポンサーについていることが多いため、ベンゾのメリットは目立つが、ベンゾのデメリットは目立たない。 三番目に、国(厚労省)は、ベンゾの処方になぜ制約をしないのか? 国(厚労省)は、基本nには、ベンゾが普及しようがしまいが、何の損得もない。ただ単に、法定の手続きに従ってベンゾの審査をすればいいので、特にベンゾの製造販売を許可したいとか、不許可にしたいとかいう意思はない。しかし、製薬会社と政官は、献金や天下りなどを通じて、結びつきが強いので、国(厚労省)は、製薬会社の希望通り、処方規制を甘くすることになる。   結局、日本でこんなにベンゾが蔓延したことの原因は何かと考えてみた場合、①製薬会社の利益追及のためのベンゾの危険性の情報隠ぺい、②医師のベンゾの危険性への無知、③国(厚労省)の不作為が挙げられるのである。https://www.asahi.com/articles/ASJCX4QBCJCXPPTB00D.htmlhttps://www.yakuji.co.jp/entry20454.html  14.まとめ1)患者は、精神科医からは、ベンゾ服用の危険性を事前には全く知らされていない。(インフォームドコンセントが無い。)2)精神科で処方されたベンゾを服用し続けた結果、服薬前よりも、服薬中、減薬中及び断薬終了後のほうが、精神面や身体面における調子が悪化することが多々ある。3)日本では、ベンゾの処方期間制限がないため、10年、20年と服用する者もあり、その結果として副作用が発生することがある。その場合減断薬することになるが、このときの離脱症状は極めて苦しいものになる。4)精神科医は、ベンゾの離脱症状を認めないことが多く、ほとんどの患者は、自分で減薬ペースを考えながら、減薬を進めるしかない。5)患者は、精神科医に、ベンゾの副作用や離脱症状を訴えているにも関わらず、精神科医がそうした症状の存在自体を否定することが多いため、ベンゾの副作用や離脱症状は社会にはほとんど認識されていない。6)ベンゾによる副作用や離脱症状は、社会に認識されていないため、知力・気力・体力・経済力の低下した患者が、公的な救済を受けることはできない。 n

過呼吸もちろん大好き

nご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。
。。。。。。。。。。

Byond the time

『時を超えて』ムギョル 其の10

。。。。。。。。。。
It is continution

続きをどうぞ・・・
うッ!・・・
胸が苦しい・・・

どうしたんだろう・・・
呼吸が・・・で・・・き・・・ない・・・

体が、震える。

ムギョルの体がヒクッと跳ねて、ベッドからずり落ちそう
になった。慌てて手を伸ばし、ムギョルを両腕で抱き取る。
「大丈夫!・・・大丈夫だから・・・発作は直ぐに治まる・・・」

そう、声を掛けながら抱いていた。
もっと早く気づくべきだったのだ・・・
俺は、医者なのに・・・
MRI検査で脳に小さな影を見つけていたチョインは、すべて
包み隠さず、本当のことを話した。

ムギョルが、かなりショックを受けたことは間違いない。
が、その影が脳腫瘍なのかどうか、まだ、はっきりしない。

その話の所為なのか、腫瘍の所為なのか解らないが、ムギョル
は過呼吸に陥っていた。
チョインは自責の念に駆られながら、時折、苦しそうに息をして
いる、腕の中のムギョルを、見つめていた。
「・・・イヤ」

ムギョルが小さく叫ぶ。
「いや・・・イヤ、イヤ」

ムギョルは首を横に振り、何度もチョインの胸に顔を擦り付
ける。
「お願い・・・やめてよ、こんな・・・こんなの・・・嫌だよ」

時折見える、ムギョルの眸が潤んでいる。
「ムギョル・・・」
言葉が続かない。
ムギョル・・・
チョインは、ムギョルの背中を優しく撫でているうちに、奇妙
な感覚に陥った。何か、心の奥底に大事にしまってあった
のに、忘れていたことを気付かされたような・・・

それにしても、ムギョル・・・
なんて軽いんだ・・・
少し震えが治まってきたムギョルを、ベッドに寝かそうと持
ち上げたチョインは、その軽さに驚いた。
食事は、ちゃんと摂っているのだろうか・・・
余計な心配が頭をよぎる。
ベッドに入ったムギョルは、眉間に皺を寄せて、まだ、荒い
呼吸をしていたが、はだけた胸に気付くと、慌ててシーツを
胸元まで引っ張り上げた。
どうして、胸を隠す?・・・
「・・・帰りたい」
ポツンと呟いたムギョル。頬が、奇妙な形に歪む。
やがて、ムギョルの目尻からツーと涙が零れ落ちた。

その涙も宝石のようにキラキラと輝いて、やがては一筋の、
綺麗な線を引いて、頬を流れていく。
「・・・ムギョルさん、私が、あなたを助けます」
思わず口を吐いて出た言葉に、自分で驚いた。

急に息苦しさを感じて、思わず首元の結び目に指を入れて、
ネクタイを緩める。
「・・・ぇっ!」

シーツから半分、顔を覗かせたムギョル。
息が乱れそうになるのを、必死でこらえているのが解る。

チョインは、交通事故で脳死状態の母の子宮から7ケ月で生ま
れた。そうして、両親と一緒に経営していた、この病院の院長
の養子になった。ムギョルと同じ、天涯孤独の身の上だ。
だからだろうか・・・
他人とは思えない、何か惹かれるものを感じるのだ。
ソジュンが住んでいた家とムギョルが捨てられていた路地は近い。
これも何かの偶然なのか、必然か、俺の赤ひげ診療所も上水洞
に在る。

ソウル特別区の麻浦区上水洞だ。たまたま弘大のBARに立ち
寄った際に、具合を悪くした老人を助けたことがきっかけで、そ
の診療所を継いだ。

弘大の南に在った小さな診療所は、チョインの人柄が評判になり、
大勢の患者が訪れる赤ひげ病院になった。
俺がムギョルを手術する、と決意したが、院長の思惑が気になる。
「ビョンゴンさんに電話して!・・・ジョンインとメリにも・・・きっと・・・
ぼくを心配してる・・・」
弱々しいムギョルの声・・・
チョインは、ひとまず、赤ひげ診療所にムギョルを移すことに決めた。
怠そうにしてるムギョルの着替えを手伝う。

パジャマを開けて肩から滑らすと、真っ白な肌が剥き出しに
なる。胸を覆うように隠す腕をゆっくり外して、パジャマを
脱がせる。肌理の整った滑らかな肌・・・
職業柄、裸なんて見慣れているのに、何故か気恥ずかしい
気持ちになるのはなぜだろう。視線を逸らそうとしてるのに、
眼が離れない。
いきなり、上半身裸のムギョルが俺の胸に倒れ込んできた。
「・・・こわい・・・こわい・・・」
幼い子供のようなムギョル。
抱き付いてるムギョルにTシャツを頭から被せて、腕を通し
てやる。良い子だ、と耳元で囁くと、ムギョルが顔を上げた。
「・・・これは、夢?」
ハッと息を呑み、訴えかけるような、頼り無げな眸で俺を見
て、でも、すぐに、視線を記憶の底に沈めるように、ゆっく
りと下げていくムギョル。
夢なら・・・良いのに・・・
だらりと下げた両腕が、小さな呟きが、あまりにも無防備に
見えるムギョルを、放っておけなくなる。
不意に記憶が蘇った。
あの弘大のBARで、肩まで伸びた栗色の髪をうるさそうに
払いのけながら、煙草を銜えていたムギョル。周りの人々を
虜にしていたムギョルは、自分の魅力に無頓着だった。

一つ隣に座った俺に、大きな瞳を当てて、悪戯っぽく笑い掛
けてきたムギョル。そうして、細い顎を引き、軽い会釈をして
きた。口角の上がったムギョルの肉厚の唇に白い前歯・・・
あの頃、ムギョルは、とても生きていた。
そんなムギョルが死ぬなんて、とても考えられない。
愛しさが込み上げてきて、涙ぐみそうになる。
俺は・・・
俺は、どうかしてしまったのだろうか・・・
気づけば、ムギョルを抱きしめていた。
。。。。。。。。。。
軽い眩暈も、左足の怠さも、腫瘍と関係が有るのかな、と考
えたら怖くなった。チョイン医師が立ち上がった時、ふわりと、
彼の匂いが鼻先をかすめる。目覚めた時は無機質な消毒
液の匂いが漂っていたが、チョイン医師が椅子に座った時
に、この匂いを嗅いだ。
別に、汗臭いわけじゃない。コロンの匂いでもない。
強いて言うなら、肌だろうか。優しい、柔かい匂いだ。

ぬくもりに近い何か・・・

安堵に近い何か・・・
チョイン医師の声は温かくて、その声は、空気を暖める。
不安でいっぱいのぼくは、チョイン医師の厚い胸に抱き付いた。
ふわりと彼の匂いが鼻先をくすぐる。
いつまでもこうしていたい。甘えていたいと思う。
彼の体は、どこもかしこも大きくて、そのすき間を埋める為
に、ぼくは自分の体をスポンジみたいに、nュッとよじるし
かなかった。

そのスポンジはだんだんと濡らされて、絞り上げられた時に
は、ぼくのあらゆるところが濡れていた。そう気づいた時には、
もう彼はぼくにすっぽりと収まっていた。
ぁ、ァ~!・・・
これって・・・
夢なの?・・・
お願い・・・
夢なら・・・覚めないで
ぼくは・・・

ゆらり、ゆらりと揺らされて・・・
眸を閉じた。
to be continued
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。
大阪さか!初日?行ってきました。

ソギの、男ならピンク!のインスタを見た途端、変な緊張感と
高揚感で、落ち着かなくなりました。

開園時間が近づいてくると、ドキドキして、ちょっと気持ちも
悪くなって・・・(笑)

3階なんだから落ち着け!と、何度も自分に言い聞かせて席に
着きました。
1階を眺めたり、2階を覗き込んだりと、キョロキョロしてい
たら、サーモンピンクに白いストライプのシャツを羽織ったソギ
が登場?
ハーフジャケットのように、後ろで切り返されているシャツは
大きめで、指先まで隠れます。

いわゆる、萌え袖ってやつです(〃▽〃)
腕を下げて、ぶらぶらすると、ほんと、可愛いぃぃぃぃぃぃ?
ソギは、ピンクが似合うナムジャです?
胸元はV字に大きく開いていて、真っ白な肌が色っぽい。

前髪は耳に掛けていないので、長い髪が唇に掛かり、その度に、
指を口元に持って行き、優雅な仕草で払うのですが、首を傾げ
て、その、はらう方向に動く眸が何とも言えず、妖艶で可愛い。
あぁー!・・・ムギョルだ!!!・・・
革ジャンで登場したソギはムギョルそのもの・・・
わぁーわぁー!ギャーギャー!叫んでいました(笑)
ソギの伸びやかな声とアレンジがマッチした楽曲は聞きごたえ
十分で、DVDが楽しみです。
練習の成果ですよね?

大阪さか!で会ってくださったお友達?

とても楽しくて、幸せな時間をありがとう!!!…?
最後の最後まで、楽しかった?(●´ω`●)

あんにょ~ん?

n

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